娘が小学生になって朝のお仕度ルーティンが劇的に変わった話
ピカピカの小学生、でも親の朝はバタバタ?
長女が小学校に入学したことで、わが家の朝の風景がガラリと変わりました。それまでの“同時登園”スタイルが通用しなくなり、大人が毎朝テンパるという新たな日常がスタート。
「朝の支度でこんなに苦戦するとは…!」というのが、最初の正直な感想でした。
長女と次女、同じリズムではうまくいかなかった
それまでの「同時登園ルーティン」
保育園時代は、長女と次女を同時に起こし、一緒に朝ごはんを食べて、少しゆったりと準備してから一緒に登園という流れでした。 兄妹が同じ施設に通っているというだけで、どれほど親の負担が軽かったか、今になって実感します。
小学生の早出によるルーティン崩壊
小学生になると、持ち物チェックや宿題の最終確認、さらには登校班の集合時間が加わります。しかも次女はまだ保育園児で、自由気まま。長女の支度を進めたいのに、「靴下イヤ!」「今はお人形さんと遊ぶの!」という次女のマイペースぶりにより、朝の時間はカオスと化しました。
試行錯誤の末にたどり着いた「わが家の朝ルーティン」
起床時間と段取りの見直し
まず見直したのが起床時間と支度の順番です。長女を優先的に起こし、朝食・歯磨き・着替え・持ち物確認の順を固定化。それにより「次に何をするか」が明確になり、本人も動きやすくなりました。
見える化と声かけの工夫
長女用に「やることチェックリスト」を作成。イラスト付きで、起きてから家を出るまでの流れを見える化しました。親が一つひとつ言わなくても、自分で進められる項目が増え、少しずつ自立心も育っているように感じます。
親の役割分担と“空気の読み合い”
朝の支度は主にパパが担当。でもその日の状況によってはママがフォローしたり、次女のケアを交代したり。どちらかが無理しないように、空気を読み合いながら、臨機応変に対応しています。
でも油断すると…。登校数日目で早速紙袋を丸ごと忘れた話
前日に用意したのに、なぜ忘れた?
実はつい最近、前日に用意したはずの紙袋をまるごと玄関に置き忘れたという事件が…。モノは揃っていたのに、「誰が持っていくのか」「いつ渡すのか」が決まっていなかったため、完全に抜け落ちてしまいました。
対策1:玄関に「持ち物チェック表」を貼る
そこで対策として導入したのが、玄関扉横の「持ち物チェック表」。靴を履く前に子どもが自分で確認できるようにしました。忘れ物を“玄関前で気づく”仕組みを作ることで、失敗を減らせるように。
対策2:「付き添いルール」の共有化
「今日は誰が付き添うのか?」が曖昧なままだと、確認漏れが起きやすい。そこで、前日の夜や朝の段階で「明日はパパが送る」「ママが付き添う」と事前に共有するようにしました。小さなことですが、これだけでもミスが減ります。
ルーティンが整ってくると、家族に余裕が生まれる
朝の支度がスムーズに進むようになると、子どもが笑顔で登校できるようになり、大人も落ち着いて仕事モードに切り替えられます。
小さな習慣の積み重ねが、家の空気全体を整えてくれるのを実感しています。
まとめ:完璧じゃないけど「仕組み」で回す、それがわが家流
もちろん今でも忘れ物はあるし、予定どおりにいかない日もあります。 でも、「完璧」を目指すより、「仕組みで回す」を意識することで、親も子も少しずつ「朝支度マスター」になっていける気がしています。
失敗も笑い飛ばしながら、日々改善中です。